オフィス家具の運搬作業とは?必要な体力と工夫もご紹介!
日雇いやバイト、正社員などの求人情報でよく見かけるのがオフィス家具の運搬作業です。特別な資格は不要であり、経験なしでも始められるケースがほとんどなので応募を検討している方も多いでしょう。
一方で、どのような仕事なのか詳しく知らないが多いのも事実です。
そこでこの記事では、オフィス家具の運搬作業の中身を解説します。必要な体力と工夫も紹介していくので、応募を検討している方はぜひじっくり読んでみてください。
1.オフィス家具の運搬作業の中身
応募する前に把握しておきたいのが、オフィス家具の運搬作業の中身です。オフィス家具の運搬以外にも解体や組み立てといった作業をおこなうこともあるので、こちらで仕事内容の全体像を掴んでおきましょう。
1-1.オフィス家具の運搬
メインとなるのが、オフィス家具の運搬作業です。オフィス内で使用される椅子や机、棚などを運びます。まずは、オフィス家具を梱包し、運搬用のトラックなどに積み込みます。オフィスの移転先などの現地まで運んだらトラックからオフィス家具をおろし、指定された位置まで運ぶのがこちらの作業です。
オフィス家具を運搬する際は、運ぶ荷物を守るためにも養生をしっかりとおこないます。オフィス家具に対して養生テープを貼ることもあるため、粘着剤が残らないものを使用するのが一般的です。床を保護する目的で養生シートを敷くことも珍しくありません。クッション性のあるものを使うことが多く、床だけではなく壁に使用することもあります。
1-2.オフィス家具の解体および組み立て
オフィス家具の運搬作業では、家具の解体および組み立てもおこなわれることが少なくありません。とくに大きな家具になるとそのままでは搬出および搬入が難しいこともあり、解体が必要になるのです。
オフィス家具の中には複雑な構造のものもあります。オフィスで利用されることの多いパーテーションは、使われている素材によって解体方法が異なるので注意が必要です。アルミ製よりもスチール製の方が複雑な構造をしているなどの特徴もあるので注意しましょう。
オフィス家具をオフィス移転先などに運搬したら、現場で組み立て作業に入ります。解体と同様に複雑な構造の家具には注意が必要です。
2.オフィス家具の運搬作業に必要な体力と工夫とは?
オフィス家具の運搬作業に必要な体力と工夫を紹介します。知っておくと作業が楽に感じられるようになるので、働き始めた際はぜひ実践してみてください。
2-1.一定の持久力は必要
オフィス家具の運搬作業の運搬作業にスポーツ選手のような力は必要ありません。重い荷物については複数人で対応するのが一般的です。
ただ、体力に自身がある人のほうが向いていることは事実です。荷物の運搬や積み込み、荷おろしといった体を動かす作業がメインのため、持久力がある人のほうが働きやすいでしょう。
2-2.搬入する家具の大きさを確認する
運び出してからエレベーターに載せられない、廊下の角を曲がれないといった状況は避けるためにも、家具の搬入および搬出ルートを把握しておきましょう。その際は、家具の大きさをチェックすることも大事です。
家具には分解できるものとできないものがあり、分解できない場合は搬出・搬入ルート限定される恐れがあります。搬出口および搬入口の大きさ、そして家具のサイズをチェックして適切な場所をから出し入れしてください。
2-3.効率的におこなうことが大事
運ぶ荷物が多くなることも考えられるので、事前にどの家具をどこに運ぶのかクライアントとの打ち合わせが重要になります。さらに、運ぶ荷物の優先順位を決めておきましょう。
なお、基本的に大きい荷物は運送用のトラックの奥に配置する必要があるため先に運び出します。
2-4.体全体を使うと楽に運べる
重い荷物は体全体を使って持ち上げると、より力を使わずにオフィス家具を運べます。
腕だけで持ち上げようとしたり、上半身だけで持ち上げたりしようとすると、特定の部位に負担が集中してしまいます。必ず足の力も利用して、体全体で持ち上げるようにしましょう。
2-5.家具の扉をテープで固定する
オフィス家具を運搬する際は、養生テープをうまく活用しましょう。
オフィスで使われる棚には、棚板や扉があるでしょう。それらを養生せずに運ぶとズレたり、動いたり、場合によっては外れたりすることもあります。棚板や扉が不安定で動いたり外れたりすると、その度に作業がストップし運搬作業に時間がかかってしまいます。
棚板や扉が運んでいる最中にズレたり動いたりしないように、しっかりと養生テープで留めましょう。扉には引き出しタイプや両開きタイプ、引き戸などさまざまなタイプがあります。引き出しタイプは扉のサイドをテープで固定、両開きタイプは扉同士が重なるところを固定など、タイプごとに適切な固定方法は異なるので注意してください。
3.まとめ
オフィス家具の運搬作業は、オフィス家具の運搬および家具の解体や組み立てがメインです。組み立てと解体については複雑な構造のものもあり、注意して作業する必要があります。オフィス家具の運搬作業に必要な体力と工夫も紹介しました。体力については重い荷物の場合は複数で対応するため、それほど必要はありません。しかし、現場によっては作業時間が長くなることも考えられるので、持久力はあったほうが良いでしょう。運搬作業時の工夫については、養生テープの活用が大事です。オフィス家具の中には棚板や扉があるものも多く、それらが不安定だとうまく運び出せないのでテープでしっかりと固定してください。
「株式会社キャスファースト」は、工業・作業系の人材紹介事業をおこなっている会社です。主に、什器施工・オフィス家具などの取り付け据え付け運搬のお仕事を紹介しております。弊社や働きやすさと柔軟なシフト対応に自信を持っており、未経験の方もOKです。初めての方でも基礎からやさしくお教えしておりますので、気になった方はお気軽にご応募ください。